中高年応援チャンネル 57歳 地球旅行 日記

人間と呼ばれている生物を操縦して地球を旅行中。自分自身の為の備忘録。

私の愛読書「愛、深き淵より。」星野富弘


星野 富弘(ほしの とみひろ、1946年4月24日 - 74歳)
日本の詩人・画家。国内外で「花の詩画展」が開かれている。
プロフィール
1946年 - 群馬県勢多郡東村(現・みどり市)に生まれる。
1970年 - 3月(23歳)、群馬大学を卒業し、中学校の体育教師になるが、同年6月17日、仕事(クラブ活動の指導)中の墜落事故で頸髄を損傷、手足の自由を失う。
1972年 - 群馬大学病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。
1974年 - 病室でキリスト教の洗礼を受ける。
1979年(33歳)入院中、前橋で最初の作品展を開く。9月に退院し、帰郷。
1981年 - 結婚(病室に牧師と一緒にお見舞いに来てた女性と知り合う)。雑誌や新聞に詩画作品やエッセイを連載。
1982年 - 高崎で「花の詩画展」開催。以後、全国各地で開かれる詩画展は現在も続いている。
1991年 - 群馬県勢多郡東村に村立富弘美術館が開館。富弘美術館

ブラジル各都市で「花の詩画展」を開催。
1994年 - ニューヨークで「花の詩画展」。
2000年 - ハワイで2度目の「花の詩画展」。
2001年 - サンフランシスコ・ロサンゼルスで「花の詩画展」。
2003年 - ポーランド国立博物館での「バリアフリーアート展」に招待出品。
2005年 - 4月、富弘美術館新館が開館。
2006年 - 5月熊本県葦北郡芦北町に芦北町立星野富弘美術館が開館 星野富弘美術館-芦北町
6月、群馬県名誉県民となる。
2010年 - 11月、富弘美術館の入館者が600万人を超える。
2012年 - 第79回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲「明日へ続く道」及び「もう一度」を作詞。



星野富弘さんの花の詩画展開幕 水戸


『愛、深き淵より。』1981年(35歳)初めての詩画集を発行(入院中に書いた詩と絵が中心)
私は1999年に初めて星野さんの存在を知って本を買ったり、花の詩画展を見に行った。

239ページから文章を一部転載


体のどこかが
人の不幸を笑っている
人の幸せがにがにがしく
「あいつもおれみたいに動けなくなればいい」
と思ったりする
体の不自由から生じたひがみだろうか
心の隅にあったみにくいものが
しだいにふくらんできたような気がする
自分が正しくもないのに


人を許せない苦しみは
手足の動かない苦しみを
はるかに上回ってしまった
ただ花を見て
白い紙に向かっている時だけ
その苦しみを忘れる
 


 書きはじめて私は、また自分の弱さやみにくさをさらに知らされたような気がした。
やはり、本当の気持ちは書くことができず、自分を繕ってしまうである。
 どんな冒険にたち向かうことよりも、自分をさらけ出すことのほうがずっと勇気が必要なのではないかと思った。




[CGN FOCUS]1029編 星野富弘「花の詩画展」開催中!


5分間のストーリー

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