中高年応援チャンネル 57歳 地球旅行 日記

人間と呼ばれている生物を操縦して地球を旅行中。自分自身の為の備忘録。

Yahoo!知恵袋の私の回答52

自殺するのも悪くない、と思えるような本を教えてください。 - 宗教的観点... - Yahoo!知恵袋
マハラジさん
2022/6/1


今日は死ぬのにもってこいの日
ナンシー・ウッド 著・出版社/めるくまーる
http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/ManyWinters.htm


タオス・プエブロの古老の言葉 (本書より引用)


今日は死ぬのにもってこいの日だ。
生きているものすべてが、私と呼吸を合わせている。
すべての声が、わたしの中で合唱している。
すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。
あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。


今日は死ぬのにもってこいの日だ。
わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。
わたしの畑は、もう耕されることはない。
わたしの家は、笑い声に満ちている。
子どもたちは、うちに帰ってきた。
そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。


★白人の女性である著者が、インディアン(アメリカ先住民)の古老から聞いた言葉・口承詩を集めたものだが、インディアンの死生観を見事に現わしている好著である。


本書 訳者あとがき より抜粋引用
本書は、一つの独立した短めの長編詩のようにも読めるが、一つずつ別々の叙情詩を集めた詩集としても読むことができる。詩人が、タオス・プエブロの古老たちに私淑して、その生き方に感銘したことを、短い叙情詩として表現している。
ときどき和歌の詞書のように、補足説明的な、これも短い散文詩が混じっている。
詩的にも成功していて、非常に美しいものも少なくない。語法は単純明快で、もともとこの詩集の対象として考えられていたらしい「青少年」読者にも、楽に読めるはずである。しかしこの詩の成功の秘密は、なによりもこの詩人が、インディアンの「口承詩」の伝統を我がものにしているところにある。彼らの口承詩を特徴づけている単純なフレーズの「繰り返し」パターン、そしてイメージによる即物的な表現など。だが他の何にも増して、宇宙や自然の環境を「神話的」に捕らえる性格において、彼女の詩は、口承詩の特徴をもっとも正統的に受け継いでいる。ナンシー・ウッドは、プエブロ部族の古老たちが、今も彼らに「身をすり寄せる」文明化の脅威にもかかわらず、激しく憤りもせず、深く悲しみもせず、平然としていることに感動している。ウッド女史によると、タオスは生き残れるということに関して、彼らは絶大な自信があるのだという。「白人ならこういう楽天主義を妄信と呼ぶのだろう。しかしタオスの人は、これを生き方と呼んでいる。そしてそれは、政府や利得よりも強いものだ、と彼らは信じている」と彼女は書いている。そしてその生き方について古老たちが語り、それを彼女が書き留めておいたのが、この詩になったのである。


マリーケ・フェルフールト(1979.5.10~2019.10.22.享年40歳)
2019年に40歳で安楽死したベルギーの女性車いすアスリート。2012年ロンドンパラリンピックの金メダリスト。2016年リオデジャネイロパラリンピックでもT51/52クラスの400mで銀メダルを、同100mで銅メダルを獲得した。パラリンピック後の記者会見で安楽死する事を発表して世界的に話題になる。3年後に安楽死するまでに、ベルギーのスポーツ博物館で自分自身の競技者人生の展示会を開催。金メダルなどを寄付(永久に展示される)。自分が行きたい国に旅行(日本など)
好きな事をやって思い残す事なく安楽死した。
彼女の人生を詳しく調べて私がブログ記事にした記事↓
マリーケ・フェルフールト(2019年に40歳で安楽死した。パラリンピックのメダリスト) - 中高年応援チャンネル 56歳 地球旅行 日記
彼女は2冊本を出しているが日本では出版されていない。


私が尊敬する「自殺した有名人」ベスト14
私が尊敬する「自殺した有名人」ベスト14 - 中高年応援チャンネル 56歳 地球旅行 日記


高野悦子 (大学生) - Wikipedia(たかの えつこ、1949.1.2~1969.6.24)
20歳で自殺した日本の大学生。
死後、親が彼女の日記を出版『二十歳の原点』映画化もされる

Amazon - 二十歳の原点 (新潮文庫) | 高野 悦子 |本 | 通販


南条あや - Wikipedia
(1980.8.13~1999.3.30享年18歳)東京のメンタルヘルス系ネットアイドル。本名、鈴木 純(すずき じゅん)
父子家庭。彼女の死後、父親は彼女がネットで書き残した文章を出版。彼氏もいたのに卒業式の20日後にカラオケ店でODをして救急車で運ばれたが死去。YouTubeで南条あやを検索すると彼女がテレビ出演した時の動画あり

卒業式まで死にません(新潮社)
Amazon.co.jp - 卒業式まで死にません―女子高生南条あやの日記 (新潮文庫) | あや, 南条 |本 | 通販




私の愛読書「死は終わりではない」①エリック・メドフス - 中高年応援チャンネル 56歳 地球旅行 日記
エリック・メドフスは
2009年10月6日にピストル自殺した20歳のアメリカ人青年
彼の母親、エリーサ・メドフスは
30年以上にわたり内科医として勤務してきた医師で医学博士。5人の子どもの母親でもある。育児に関する3冊の著書があり、学校、子を持つ親のグループ、あるいは企業で講演も行ってきた。
そんな素晴らしい経歴があるのに息子を自殺させてしまい
彼女は苦悩した。そして霊媒師を利用し
霊界にいる息子に自殺理由を聞き出そうと彼女は思った
息子が語る自殺理由や死後の世界、生まれ変わりなどの話に
衝撃を受け、息子の話を本にして出版する決意をした。
★自殺する数時間前の心境からエリックは詳細に語り出す
ピストルで自殺し死んだ直後のエリックの仕事は
なんと霊のままで
姉や弟や親戚や両親たちに対して
彼らが抱えている死の哀しみを和らげるために
会いに行って慰めることだった。
もちろん霊になったので残された家族と会話はできないが
あれこれと相手の心にテレパシーで訴えるらしい。
すると少しづつ、その想いが相手にも伝わり
哀しみが癒されていくらしい。
霊になったエリックの話を聞いているだけで
物凄く、ポジティブになっていく

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